1971-03-19 第65回国会 参議院 決算委員会 第10号
こういう状態ですから、無制限に出すか大口割り当てをやめるか、このどちらかでないと、この弊害はとどまりません。しかも、私、使用済みの切手がどのような値段に売買されようとも、これは郵政省の責任じゃないと思います。これはほんとうに純然たるマニア同士の相対ずくです。
こういう状態ですから、無制限に出すか大口割り当てをやめるか、このどちらかでないと、この弊害はとどまりません。しかも、私、使用済みの切手がどのような値段に売買されようとも、これは郵政省の責任じゃないと思います。これはほんとうに純然たるマニア同士の相対ずくです。
これはまあしばしば、この間の次長さんの説明によりますと、特殊の団体に対して大口割り当てをする、それに至ったいきさつということはよくわかります。しかし、そのいきさつがいまや悪用されまして、マニアに迷惑をかけているという段階になりますと、これはやはり切手の持つ性格ですね、独占事業である、郵政大臣が発行するものである。
何といっても、最近の郵政事業に対する国民の不信感は、財団法人全日本郵便切手普及協会など、特定団体への記念切手の大口割り当て問題、大臣切手問題、郵便局員の郵便抜き取り問題、逓信病院の汚職問題等、国民の不信感はつのるばかりであります。
問題は、売りさばき所に郵便切手が出る、そうして売りさばき所において定価販売を励行させる、こういう郵政事業の趣旨が一貫していればいま言ったような問題は出てこないわけですが、大口の団体に対して一割五分ないし一割二分という特殊の割り当てをやっているがゆえに、いま言ったような問題が起きると私は思うんですが、なぜ大口割り当てをしなければならないか、そうしてその大口に割り当てたところに対してはなぜ定価販売をさせないか
○説明員(高仲優君) なお、先ほど申し上げましたように、大口割り当てというものをやっておるけれども、さらに、それを上回る枚数を発行いたしております。千万台から始めまして、いま二千数百万、ものによっては四千万以上というところまでやっております。なお、この点につきましては、今後の発行について十分検討いたしたいと考えております。
○説明員(高仲優君) ただいまのお話でございますが、一〇%ないし一五%が大口割り当てになっておるというお話でございますが、そのような大きい数量にはなっておらないと考えております。具体的にいま数字は持っておりませんが、個々の場合で見まして、まず四%かそこらのところではなかろうかというふうに考えております。まず、この点が一つ。 次に、なぜ大口割り当てを行なっておるかという点につきまして申し上げます。
これはそれに乗っかって今度は商売人ができて、大口割り当てが入って、百円のものが二百五十円で出てくる。それからこれです。ナショナル・パーク、これが三百五十円。たしかこれは全部で八十三円ぐらいだと思います。それから郵政省は切手をつくりますね。あの切手の版権とかなんとかいうものはどうするのですか。これはやはり著作権として確保しておるのでしょう。これは模造できるものですか、できないものですか。